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画期的な協同組合方式とフランス有数の自社蒸留設備による第一級品
画期的な協同組合方式とフランス有数の自社蒸留設備による第一級品
Vol.10 ボージュ コニャック V.S.O.P.ナポレオン/ユニコニャック社(フランス)
拡大主義をとらず、あくまでも品質本位にこだわり続ける
 伝統あるお酒には、必ず“伝説”があります。コニャックの産地であるシャラント地方で、今なお語り継がれているのは、クロア・マロンと呼ばれる中世の騎士の話。それまで1回しか行われていなかった蒸留を2回にするという騎士のアイデアがなければ、世界に誇る名酒コニャックは誕生しませんでした。
 シャラント地方は、昔から北方の国々との貿易が盛んに行われていましたが、長い年月を要する船旅では名産のワインの品質が低下してしまいます。そこで、16世紀には蒸留が行われるようになり、これは“焼いたワイン”と呼ばれていましたが、味も香りも必ずしも一級品とはいえませんでした。
 そしていよいよ、伝説の騎士が登場することになります。ダブル蒸留によって、まさにオー・ド・ヴィ(生命の水)の名にふさわしい気品をたたえた至福の風味を持つ名酒コニャックが誕生したのです。さらに、幸運な偶然がコニャックにもたらされます。長い船旅が、オーク樽に詰められたオー・ド・ヴィに類まれな香りと美しい琥珀色を付けてくれたのです。
このとき、本当の意味でコニャックは誕生したのです。
オーク樽の中で美しい琥珀色に。
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限定された6つの地区で厳しい規格を守り続ける
 ブランデーの中でもコニャックには、法律によって厳しく定められた規格が数多くあります。コニャックの名を冠することができるのは、グランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ、ボルドリーなど6つのクリュ(地区)のみ。また、原料となるワインを作るためのぶどうもユニブランやフォールブランシュなどの白ブドウに限られ、絞り方にも厳しい制限があります。
 蒸留の方法も伝統的なシャランテ スチル(アランビック)に限られ、熟成に用いられる樽はリムーザンかトロンセの森で伐採されたオーク樽と決められています。これらの規格は、すべてのコニャックの品質を守るというたった一つの目的のために作られたものです。
 10月、畑でぶどうの実が熟すると、シャラント地方の村々には活気がみなぎります。摘み取られたぶどうは、昔ながらの方法で圧搾され、絞り汁はただちに発酵されます。発酵期間は3週間。アルコール度は8%で、飲むには弱すぎ、酸味も強すぎますが、これこそが蒸留に最も適したワインなのです。
蒸留機(ポットスチル)の特徴的な形のボイラーの上部には、玉ねぎの形をした容器(カウル)が取り付けられており、ここにワインを濾過しないまま入れ、直火で加熱します。やがてアルコールの蒸気が立ち昇り、それはスワンネックと呼ばれる管に至ります。管は釜の横にある冷却器の中で螺旋状になり、ここで冷却されて液体になります。これがオー・ド・ヴィですが、まだ不完全な状態です。
 再び同じ行程にかけて二度目の蒸留を行い、冷却器から出る最初と最後の部分を取り除いたものが、完全なるオー・ド・ヴィ、つまりコニャックに独特の香りと風味を与えるためのあらゆる要素が封じ込められた至宝の液体なのです。
 やがてシャラント地方の人々が、“心臓”と呼んでいる完全なるオー・ド・ヴィはオーク樽に詰められ、長い眠りにつきます。酒蔵の薄暗い闇の中で、オー・ド・ヴィは呼吸をしながら琥珀色のコニャックに生まれ変わっていくのです。
樽材のオークは厳選された地域のもの。
玉ねぎ型の容器を備えた独特な蒸留器。
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ユニークな協同組合方式で高品質のコニャックを世界に
 ユニコニャック社の母体にあたるジュール・ゴートレ社が誕生したのは1847年。場所は6地区の一つであるプティット・シャンパーニュです。コニャック市の南に位置するジョンザックのコニャック通りに本部をおき、3500の醸造者がより高品質のコニャック作りを目指してワインを持ち寄るという画期的な協同組合方式を採用しています。
 創業者であるジュール・ゴートレ氏は、第二次世界大戦中、ジョンザックの町長をつとめており、ゴートレ家は今でもジョンザックに住んでいます。1818年からゴートレ家が所有していた城は、1841年以降、町役場として使用されています。この城の歴史は1059年にまで遡り、17世紀、18世紀、19世紀と補修されながら今なお残り、観光客に人気のスポットとなっています。また、ゴートレ氏の名をつけた通りもあります。
 現在、ユニコニャック社の加入者の作付面積は5000ヘクタールにも及び、フランス有数の規模を誇る自社所有の18基の蒸留器により、有名コニャックメーカーへの原酒供給をも行います。
ユニコニャック社の施設は年間を通して見学することができ、とくにヴィンテージの後、10月から3月までの間、蒸留期間中は、コニャック作りの真髄ともいえる行程を目の当りにすることができます。
 こうして伝統の方法で蒸留されたオー・ド・ヴィは、ユニコニャックグループの14のセラーで熟成されます。リムーザンオークの樽で一定期間熟成された後、品質の評価を下され、いよいよコニャックに芸術性を与える行程であるブレンドに移ります。
セラーマスターは、年齢も地域も異なるオー・ド・ヴィを、芸術的ともいえる華麗な技で配合し、独特の口当たりのよさ、繊細さ、力強さを持つ絶妙なハーモニーを生み出すのです。こうしてブレンドされたコニャックは再度オーク樽に入れられ、さらに数年間、熟練のセラーマスターに見守られながら熟成されることになります。
創業者 ジュール・ゴートレ。
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高品質・低価格を実現したボージュ コニャック
 ボトリングされたコニャックは、世界に向けて運ばれていきます。ボージュコニャック V.S.O.P.、ボージュコニャック ナポレオンとして、日本のコニャックを愛するお客様に届けられるのです。
 ボージュコニャクV.S.O.P.やナポレオンは規定に厳しく則って製造され、ユニコニャック社の伝統的ブレンドを踏襲しており、品質的には折り紙付きのもの。V.S.O.P.は最低4年、ナポレオンは最低6年以上を経たものにしか用いることができない名称です。この厳格な規格により、コニャックに課せられた信頼の品質になります。
 厳しい規格と長い年月と伝統の技が生み出した豊潤にして気品ある深い香りは、コニャック有数の規模をもつユニコニャック社の最高級ブランド「ボージュ」として広く愛されております。
ユニコニャック社工場。
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  • ボージュ
    コニャック ナポレオン 60゜
  • フランス
  • alc.60%  1,000ml
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  • ボージュ
    コニャック ナポレオン 40゜
  • フランス
  • alc.40%  1,000ml
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  • ボージュ
    コニャック V.S.O.P. 60゜
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