新着情報
名酒紀行
大会情報
レシピ
商品検索
会社案内
名酒紀行
フレーズ女王の歴史。 <br>フランスが育んだ、野生のリキュール。
フレーズ女王の歴史。
フランスが育んだ、野生のリキュール。
Vol.29 ドルフィ フレーズ デ ボア / パジェ ヴェドレンヌ社 (フランス)
情緒あふれるアルザスの町並みと 魅力的なお菓子たち
フランス、アルザスの主都ストラスブール。1895年、ドイツ語で「街道の街」という名を持つこの町にドルフィの蒸留所が誕生しました。
当時ストラスブールは、ドイツ帝国領でした。アルザスにはドイツとフランスの間で幾度となく争奪の歴史があり、アルフォンス・ドーテの小説「最後の授業」では戦争に翻弄されて母国語を捨てなければならなくなったアルザスの人たちの苦悩とフランスへの愛国心が描かれていました。名門ドルフィ蒸留所が生まれたのはそんな激動の時代でした。
ちなみに現在のストラスブールといえば、フランス北東部を代表する交通の要であり、欧州評議会、欧州議会(EU)等を擁する、ベルギーのブリュッセルと並ぶヨーロッパを代表する都市です。そして世界遺産である旧市街グラン・ディルでは古く美しい町並みが今も訪れる人の心を掴んで離しません。
ストラスブールはドイツでもフランスでもない、あるいは、ドイツとフランスのエスプリをぎゅっと詰め込んだ、古典と現代が絶妙のバランスで混じりあった素敵な場所なのです。
----
オンリーワンであり続ける ドルフィフレーズ・デ・ボア
2世紀にわたる歴史を持つドルフィブランド。設立当初は主にアルザスのスペシャリティ(特産物)であるフルーツオードヴィを生産していました。フルーツオードヴィは果実を原料とするブランデー(蒸留酒)のこと。オー・ド・ヴィは「命の水」と言う意味です。アルザスの人たちは中世の昔からこの命の水の恵みを味わってきました。
そしてアルザス地方はフランスの中でも良品質の果物を収穫するのに最適の場所。南北に走るヴォージュ山脈が偏西風をさえぎり、雨量が少なく、北方に位置していながらも夏には気温が高くなるので、実に多くの果物が野に山にすくすくと実っています。今回ご紹介するドルフィフレーズ・デ・ボアはそんなアルザスの大自然の中から生まれた最高傑作のフレーズリキュールです。フレーズ・デ・ボアとは野いちごのこと。野いちごはアルザスの森の中で自生する小さなストロベリーで、私たちが普段目にするいちごよりも5倍から10倍も小さなものです。この野いちごこそがいちごの原種であり、私たちが普段食べているいちごの元祖そのものなのです。
ドルフィといえば、まさにこの小さな野いちご。ボトルのラベルにも美しい野いちごが描かれています。ドルフィ フレーズ・デ・ボアは数種類もの野いちごを使用し他に類を見ない繊細で豊かな香りを作り上げています。
そして特筆すべきことは、ドルフィのために栽培されている野いちごの品種までもがあるということです。さらにはその香りを活かすため「香料無添加」であるということ。世界オンリーワンであり続けるこのリキュールの存在感と自信は、他社からの模倣を避けるために採用されたスクエアボトルのデザインの独特さにも読み取ることが出来ます。
原料となる野いちご。一般的な品種のいちごと違い小ぶりだが、その味と香りは濃厚。
----
コアントロー家の至宝 フレーズ・デ・ボア
知名度のあるコアントローは、その経営は現在ではレミーグループに吸収されていますが、創業家である名門コアントロー家が、野生のいちごを原料として造る、ドルフィ フレーズ・デ・ボアに、創業の歴史とその製造のこだわりが今も厳格に受け継がれています。
販売先は現在フランス国内が48パーセント、そして国外が52パーセント。ちなみにフランス国内ではフォション、ホテルリッツのバーなどのプレミアムに限られます。また、ドイツ発祥で現在ヨーロッパ全域にて急成長中の会員制スーパーのメトロ、カルフールやE・LECLERC、インターマルシェ、CORAなど大手スーパー等でプレミアム製品として扱われています。
輸出国はベルギー、オランダ、ルクセンブルク、デンマーク、アイルランド、アンドラなどヨーロッパの国々、また日本やアメリカ、台湾、そしてフランス領 レユニオン島、オセアニアのポリネシアに至るまで世界一流の証として広く流通しています。
エレガントな雰囲気に満ちた
50〜60年代のポスター。
当時のドルフィ社周辺の風景。
長い歴史とともに磨かれた技術がここにあります。
----
プロフェッショナルに 愛され続けるブランド
ドルフィ フレーズ・デ・ボアは1919年の発売以来、その独自性により、世界中のバーテンダーたちからの圧倒的な支持を得て来ました。国際バーテンダー協会(IBA)を含む多くのバーテンダー協会でもその品質は不動の名酒として認められています。カクテルにドルフィ フレーズ・デ・ボアを使うとフレンチな奥深いテイストが加味され、自然の風味が広がります。そしてカクテルに留まらず、ストレートでもロックでも、一度口にしたらその果実の醸し出す奥深い豊かさに夢中になるでしょう。
さらにバーやパティスリーに留まらず、ガストロミー(料理)の世界でもその存在は重宝されています。鴨のムネ肉のソースのシーズニングにドルフィ フレーズ・デ・ボアを使うと素材の旨みを引き立てます。またチョコレートとの相性もよくチョコレートアイスクリームに添えていただくとさらにフルーティで深い味わいになります。ドルフィだけが持つこの風味は世界のリーディングブランドの証となっているのです。
世界各国のバーで、そしてパティスリーやレストランの厨房で、ドルフィ フレーズ・デ・ボアの誕生以来変わらぬエレガントな四角いボトルは、今日も気高く異彩を放っています。こだわりの味は発祥の歴史と共に、今も多くのプロフェショナルたちを惹きつけてはなしません。
----
  • ドルフィ
    フレーズ・デ・ボア
  • フランス
  • alc.18%  700ml
  • 詳細を見る 詳細を見る